この記事では、訪問型言語聴覚指導(ST)を利用するメリットを解説します。
なかなか条件の合う発達障がい支援事業所が見つからないな
行政の提供してくれる言語聴覚指導(ST)が物足りない…
言語聴覚指導(ST)ってそもそも意味ある?
言語聴覚指導(ST)を受けたいけど保護者同伴だったり、そもそもSTのある支援事業所に入れない…
そんな悩みをお抱えのパパママ、この記事を読んで、是非、訪問型言語聴覚指導(ST)を選択肢に加えてみてください。
目次
【メリット①】充実したマンツーマンによる言語聴覚指導
訪問型言語聴覚士(ST)を利用するメリットの1つ目は、徹底的なマンツーマン指導による充実度です!!
児童発達支援事業所の言語聴覚士指導は、療育の一環として行われ、事業所によっては複数人での対応となってしまいます。
言葉の遅れが気になっている保護者にとって、マンツーマンで指導を受けている安心感は大きいのではないでしょうか?
また、行政によるマンツーマン指導を月に1回受けていても、なんとなく成長を感じられにくいのではないでしょうか?
週に1回のマンツーマン指導であれば、日に日に成長し、言葉が増えていく過程がわかります。
【メリット②】発達支援事業所を自分の好みで選べる
児童発達支援事業所は市町村によっては、それなりにあるかと思います。
が、言語聴覚士(ST)指導を行っている児童発達支援事業所は少ないです。
したがって、言語聴覚士(ST)指導を行っている児童発達支援事業所は人気もあります。
加えて、家から距離が離れている、家までの送迎がない、親子参加型…等、条件が合わないことも多いです。
子供にとっても、自分の合わない事業所だった場合に通い続けるのはなかなか厳しいですよね。
我が家では、それらを考慮して、言語聴覚(ST)指導は家庭訪問で行うこととしました。
当然、行政からの補助もないのでお財布にはなかなか厳しいです。
厳しいですが、児童発達支援事業所選びで妥協しないための必要経費と割り切ってます。
【メリット③】毎日の生活でも取り入れられる。
訪問型言語聴覚士(ST)を利用するメリットの3つ目は、実際に生活している家庭環境を見て、アドバイスが貰えることです。
発達障がい児は何かと気が散りやすいもの、そんな場合でも家庭環境を変えることで、改善される場合もあります。
我が家の場合は、おもちゃカゴの配置を変えたりすることで改善されました。
家に他人を入れることに抵抗はあるかもしれませんが、そこは可愛い我が子のため!!
是非受け入れて見てください。
まとめ
以上が、訪問型言語聴覚指導(ST)を利用するメリットです。
それなりにお金がかかるものなので、全ての方にオススメできるものではありません。
ただ、子供に教育費はかかるもの。
と割り切れるパパママさんにとって、検討するきっかけに慣れれば幸いです。
支援事業所の利用に迷いがある方や、思うように改善が見られない場合には検討してみてください。
なお、もしも経済的・もしくは地理的な理由により、ST指導が受けられない…という方、
是非以下の『家庭で無理なく楽しくできるコミュニケーション課題30 自閉症の子どものためのABA基本プログラム2 (ヒューマンケアブックス)』を実践してください。
この本では、まさにST指導で行われているような内容が紹介されており、保護者ご自身でも行えるようにまとめられています。
この『自閉症の子どものためのABA基本プログラム』シリーズには、いくつかの種類がありますが、
ST指導のような内容は『プログラム2』の本になります。
発達障がい…とりわけ自閉症の子供にとっては絶対に行った方が良いものになりますので、
是非トライしてみてください。